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レポート

【パリ現地取材】量り売りの古着店/自転車は所有からシェアへ

2014/8/21

【パリ現地取材】量り売りの古着店/自転車は所有からシェアへ

フランスというと、100年や200年を超えるアパートの部屋のほうが新しい建物の部屋より価値が高かったり、アンティーク家具を部屋にうまく取り入れたり、古いものを大切にし、次の世代へしっかりと引き継いでいるイメージがあります。リユース上手な国民性なのかもしれません。現地のリユース事情を見てきました。

パリの若者に人気! 量り売りの古着ショップ
今、パリで話題の「KILO SHOP(キロショップ)」。
人気の理由は、オシャレな古着を量り売りしている、ヴィンテージアパレルショップだから。

パリで話題の「KILO SHOP」の店舗


パリ4区にある店舗。店内には膨大な数のジーンズ、シャツ、スカート、靴やバッグ、小物などが並び、オシャレな男女でにぎわっています。アンティークなボタンがついたワンピースや袖がかわいく膨らんだブラウスなど古着ひとつひとつに個性があります。
また、きれいな状態のものが多く、古着に抵抗があった人もイメージが変わるかもしれません。
では、いったいどうやって買うのでしょうか。量り売りって?

洋服にはそれぞれ、色つきの丸いタグがついています。このタグは4色あり、色ごとに1キログラムあたりの価格が決まっています(1キログラムあたり、20~60ユーロ)。店内にいくつか置いてある計量器にタグと同じ色のボタンを押し洋服をのせると、重さと価格が表示され、レジに行く前に価格が確認できる仕組みです。
試しにワンピースを選ぶと夏物は軽いため0.38キログラム。緑色のタグだと1キログラムあたり30ユーロなので約11.4ユーロ(約1,596円)とリーズナブルです(1ユーロは約140円。2014年8月現在)。

価格はタグの色により、1キログラムあたり20ユーロから60ユーロ


楽しい! もう一度行ってみたい! と思っていたところ、日本一号店が東京にできたそうです※。

KILO SHOP TOKYO(キロショップ トーキョー)
東京都目黒区中央町2-36 学芸大学駅高架下2F


古きよきものを次の人へ。パリの蚤の市
パリには大きな蚤の市が3つあり、その中では一番規模が小さいという、ヴァンヴの蚤の市を訪れました。土曜と日曜の午前中に開かれており、小さいといえ、並木道の両側に露店が200以上は並んでいるようです。



ヴァンヴの蚤の市はプロの古物商が出店しているので、ヴィンテージのボタンを売っている店、古い紙袋を売っている店。と、店ごとにはっきりとした特徴があります。
何十年も経過した古いものも多く並び、それらを大切にしていた人から次に大切にしてくれる人へつなぐ場となっています。




所有からシェアへ。自転車シェアサービス
2007年から始まった、パリ市が運営する自転車シェアサービス「velib'(ヴェリブ)」。
現在、パリ市内に1700カ所以上の無人スタンドがあり、2万台以上の自転車が用意されているそうです。
使い方は、料金体系(利用日数)を選択しクレジットカードを登録するだけ。どのスタンドで借りても、どのスタンドに返してもよく、30分以内の使用なら無料、1日借りても1.70ユーロで約240円(2104年8月現在)。
24時間営業で価格も安いことから、通勤での利用だけでなく観光客の移動手段としても根づいてきました。



ヴェリブで成功したことで、その仕組みを応用した電気自動車(EV)のシェアリングサービス「autolib'(オートリブ)」もはじまったそうです。
ひとりひとりが所有することなくみんなで共有することは、環境にもやさしいスマートな方法です。




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